日本では
一番金額の安い硬貨として
身近に使われている
1円玉ですが
実は
作るたびに赤字であったり
描かれている
かわいい木のデザインには
モデルとなった木は存在せず
架空の木だということを
ご存知ですか?
今回は
1円玉の製造コストや
描かれている木のデザイン
世界に類を見ない
1円玉に隠された独特の特徴について
ご紹介します!
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作るたびに赤字!? 1円玉の製造コストは?
日本では
一番金額の安い硬貨としておなじみの
1円玉ですが
なんと!
製造するたびに赤字とのこと!!!
2003年当時は
1枚あたり13円もの赤字で
現在は
1枚あたりのコストが3円で
製造しているらしく
消費税が8%に上がることで
需要が高まると予測し
2013年~2014年にかけて
2億枚近く製造されたとのことです!
「えー!なにそれ赤字の硬貨作ってダメじゃん!!」
と心配される方もいらしゃるでしょう
ですが安心してください
1円玉についての製造では赤字ですが
他の硬貨や紙幣についての
製造コストは
硬貨の金額よりも安いため
トータルで赤字になっているわけではないのです♪
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1円玉のデザインは架空の木?
まずは
1円玉にかぎらずですが
硬貨に絵が描かれている方の面が
表です
逆に金額の数字が描かれている方の面が
裏だということを覚えておきましょう
1円玉の表に
描かれている木のデザインなのですが
1954年(昭和29年)に
1円玉と50円玉は
40日間の一般公募により選ばれました
硬貨としては初めての一般公募で
わずか40日間という
短い期間だったにもかかわらず
2581点もの応募があったとされています
そして
その中から選ばれた
1円玉の表は
中村雅美さんによる
「若木」という題名のデザインで
1円玉の裏は
高島登二雄さんによるデザインでした
「若木」のデザインには
モデルとなった木は実際に存在せず
特定のモデルがないからこそ却って(かえって)どの木にも通じる
といった考え方だそうです
深い!
素晴らしいセンスですよね!!!
デザインもよく見てみると
現在でも
まったく古臭さは感じず
私には
かわいいデザインに思えてしまいます♪
身近な硬貨のデザインとして
ぴったりですね♪
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1円玉に隠された独特の特徴とは?
1円玉は
ご存知のとおり
日本の硬貨の中で
一番金額が安く一番重さが軽い
硬貨です
材質は アルミニウムで
重さは 1.0g
はっきり言って
めちゃくちゃ軽いです!
しかし
軽いとは言え
アルミニウムは金属であり
比重を考えれば
水に浮かぶものではありませんよね?
ですが
容器に水を入れ
1円玉を静かに水平に保ち
そっと水面に置いてみてください
もうおわかりでしょうが
金属であるはずの1円玉が
不思議なことに浮いてしまいます!
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これは
世界中ほかのコインでは
考えられないほど独特な特徴で
外国の方々は
おどろきのコメントを残すほどなのです!
なぜ
日本の1円玉は水に浮くのか?
その原因は
水の水面に働く表面張力が関係しています
水は
水面を小さくしようとする働きがあり
1円玉の重みで
その部分の水面が下がり
面積が広がった水面を
押し上げることで
水面の面積を元に戻そうとする力(表面張力)と
1円玉の重みがつり合って
浮かぶことができるのです!
ですが
1円玉の表面が濡れている条件では
水に浮きませんので
チャレンジする際は
その点に気をつけて
おこなってみてください♪
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「一円玉天気」ってどんな天気?
気象業界では
「一円玉天気」
という言葉を
使うことがあるそうなんですが
どんな天気を例えた意味だかわかりますか?
ヒントは
一円玉は日本の硬貨の中で一番小さい金額の硬貨です
勘のよい方は
もうおわかりですかね♪
一円玉は一番小さい金額の硬貨であるため
これ以上
両替できない
細かく崩せない 崩しようがないことから
崩れようがないほどの天気
快晴や日本晴れ
のような天気を
「一円玉天気」
と例えて使うようです
へぇー♪
一円玉を身近に感じる
なかなか面白い例えですよね♪
現在
電子マネーの普及がすすみ
1円玉の需要が減っているとのことですが
1円とはいえ疎かにせず
愛着をもって大切に扱いたいですね♪
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